シールドとドラフトの違い
シールドとドラフトの違い
最近、ドラフトは勝てているのにシールドでは勝てない。
単にプールの問題かと思っていたが、どうやらそれだけではなかったようだ。

シールドは強いカードが多く入っている色を見つけて、強い順番にデッキに入れていくのが基本だ。
もちろんマナカーブやデッキ全体のバランス等も整えられるに越したことはないが、使えるカードが限られている以上、そんな贅沢はなかなか言えない。
結局カード単体の強さの方が重要である。
シナジーなんてものは、ほんのおまけ程度だ。

少し前まで僕はこのシールド的感覚でドラフトをしていた。単体で強いカードを順番にピック、2手目、3手目も同様。単純に強い順番でピック。そうすれば、自然と空いている色が流れてくるハズで、問題ないのでは?と思っていた。

だがドラフトの強デッキはそれでは作れない。
白赤アグロでは、通常シールドでは入れたくない1マナのバットリが強さを発揮する。
赤青スペルでは、突破などの1マナドロースペルがいぶし銀の働きをする。
青黒サイクリングでは、単体では弱いカードが鍵となり、シナジーの洪水で相手を圧倒する。
緑多色では、マナサポートカードの点数が非常に高くなる。
こんな具合に、アーキタイプ毎にカードの強さが変わっていくのだ。
単純にカード単体の強さだけで作ったデッキでは、強力なアーキタイプデッキになかなか勝てない。

僕は最近ドラフトにハマっていて、カード単体の強さよりもアーキタイプやシナジーといったものに脳が感化されていた。
そしてその感覚でシールドデッキを組んだ結果・・・惨敗したPTQの青赤、緑多色のようなデッキが出来上がった。
もちろんこれらのデッキはドラフトであったとしても失敗なわけだが、中途半端にドラフトが上達することで逆に陥ってしまった罠なのだ。

教訓
・シールドではアーキタイプやシナジーに期待しすぎない。カード単体の強さが大事。ドラフトでも通用するような強力なアーキタイプデッキが組めるようなら別だが、それは稀と心がけるべし。

そして久しぶりにシールドリーグ。
なかなかに強力な赤黒デッキを組むことが出来た(1枚目)。
シナジーなんて特にないけど(砂かけ獣と超常的耐久力は鬼)、どれもカード単体の強さが引き締まった良いデッキだと思う。
そして写真2枚目の緑多色は罠である。
中途半端なアーキタイプ脳としては、圧倒的輝きでドヤ顔するこのデッキを組みたくなってしまうのだが、これは危険。圧倒的輝きを引けなかった時のリスクが高すぎる。緑多色を組むからにはヤツガシラや全体除去を含め最低3~4枚のボム級カードが欲しい。
結局赤黒デッキで結果3-2とやや振るわなかったけど、ドローに恵まれないゲームが多かった。これは下振れと判断していいんじゃないかな。

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